【急に産気づいて32週で出産】出産に至った経緯まとめ。
私は第二子を、ある日突然産気づいて出産しました。
それまでの妊婦生活は順調で、切迫早産などでもなく、特別に検診で異常を指摘されることもなく、ごくごく穏やかな妊婦生活を送っていました。
しかし、その日はある日突然やってきました。
タイトルからも分かるように、32週で急に出産することになったのです。
ちなみに2歳差の第一子は38週で出産しており、いわゆる早産体質でもなかったのですが、今回は32週で出産に至った経緯をまとめてみました。
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目次
一週間前の妊婦検診では異常なし!
32週で出産する一週間前に、妊婦検診に行っているのですが、その際に異常は指摘されることもなく、もちろん赤ちゃんが一週間後に産まれるなんてことは、ベテラン医師でも推測ができないほどに順調だったようです。
通っていたのは都内の個人病院ですが、先生はとても親切で病院の評判もよく、診察の際に異常を見落とされていたということは考えられないと思っています。
つまり、誰も推測できないほどに、本当に突然出産することになってしまったのです。
出産した日の異変
これから12時間後に出産するとは思ってもいない、穏やかな日曜日の朝、なんとなくお腹が痛いなーと思っていました。
もちろん32週なので陣痛とは思いもせず、便秘気味だからだなと勝手に思っていました。
痛いとは思いながらも、普通に生活はできるレベルなので、お昼を食べて午後になってくると、先ほどよりも痛いような・・・と思いながらも、もうすぐ2歳のなる上の子と遊んだりしていました。
近くのスーパーへ旦那と息子と買い物に行こうとしたのですが、痛くてちょっと寝ていたいレベルになってきました。
結局スーパーには行かずに、ソファでゴロゴロすることに!しかし2歳の子供が落ち着かないので、旦那と公園に行ってもらい、ゆっくりと休むことにしました。
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出血する!(14:00)
横になろうと休む前にトイレに行くとなんと軽く出血をしており、あれ??とここで異変に気付きました。
慌てて病院に電話をすると、今すぐ来てくださいとのこと!実家の近くの病院なので、自宅からは車で1時間弱かかるので、慌てて行くことになりました。
まさかここから一週間家に帰って来られないとは想像すらもしていなかったのですが、2歳の息子の着替えやおやつなど、痛いお腹をかかえて必死に荷造りをしたことを記憶しています。
もしかすると出産?2歳の子供はどうする?といろいろなことが頭をよぎりながらも、とりあえず息子が1泊できるくらいの荷物をまとめました。
子宮口が3.5㎝!?(15:30)
かかりつけの病院に到着したころは、すでに我慢できないほどに痛くて、車から自力で歩いていくことができず、車いすを用意してもらいました。
診察の結果子宮口は3.5㎝開いていて、陣痛が来ているとのことで、頭は真っ白になりました。
陣痛は3分起きにきており、このまま出産になるとのことで、2歳の子供は誰に預ければ・・・とそればかり気にしていたことを記憶しています。
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救急搬送される!(16:00)
さらに驚いたのが32週だったので、NICUのない個人病院では35週くらいからではないと出産できない!と言われ、今からNICUのある病院に緊急搬送しますと言われました。
ずっとここの病院で産みたくて、少し遠くても通っていたのに、えーっというショックとどんどん増してくる陣痛で、頭はぐちゃぐちゃになりました。
結局個人病院から車で10分ほどの、大きい病院にNICUがあり、そこで受け入れてくれることになりました。
個人病院からNICUのある病院までは救急車で搬送され、生まれてはじめての救急車がまさか出産とは自分でも驚きです。
ただ一つ言えることは病院から比較的近い病院が見つかってラッキーだったということです。あとから聞くと病院から1時間以上離れた病院しか見つからなかったなんていうケースもあるようです。
NICUのある病院に到着(16:30)
NICUのある病院に到着すると、医師や看護婦さんが10名ほどやってきて、あれこれ診察をして、やはりハイリスク妊婦として、かなりのスタッフの方がケアをしてくれました。
陣痛の合間にも緊急入院ということで、あれこれ書類を持ってきて、同意書から入院する病室のタイプまで、陣痛の合間に記入したり決めたりでせわしない雰囲気でした。
そして2歳の子供は近くの親戚の家に緊急に預かってもらうことになったので、旦那が2歳の子供を親戚の家に預けに行ったため遅れて病院に到着しました。
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いざ出産(21:00)
そして21時09分に、第二子となる男の子を出産しました。
体重は2034グラム、身長は43センチで、早産のためかなり小さめですが、出産した直後は元気に泣いてくれました。感動というよりも、安堵の方が強かったですが・・・。
万が一に備えて、分娩室には新生児科の先生なども含めて、15名くらいが待機しており、万全の中で出産できたことは本当に感謝しています。
ただ32週は肺がまだ未完成ということで、出産後に赤ちゃんを見せてくれると、すぐにNICUに運ばれていきました。
結局次の日のお昼まで、赤ちゃんには会えなかったので、これが32週の現実なんだと思い切なくなったのを覚えています。
しかし万全の24時間体制で赤ちゃんをケアしてくれていると思うと、ここで出産してよかったんだと思えるようになりました。
32週で出産になった要因は?
至って順調だった妊婦生活なのに、32週で出産することになり、その要因が気になるところです。
医師から言われたのははっきりとした要因は分からないとのことですが、一ついえることは、子供が出てきてすぐに胎盤が出てきたそうで、つまり胎盤剥離の可能性を指摘されました。
しかしなぜ突然そうなったのか、医師にもわからないということですが、何はともあれ子供は元気なのでよかったということだけです。
また血糖値が高めだと、早産になってしまうこともあると言われたのですが、私は比較的血糖値は低めなので、はっきりとした要因を確定することはできませんでした。
まとめ
32週で生まれた次男は、現在2歳になります。早産で生まれたとは思えないほどに元気で、今のところ障害などもなく、すくすく成長しています。
ただ身長は若干小さいですが、成長曲線の中には入っており、32週でも元気に育ってくれて、子どもにも感謝ですが、当時お世話になった病院にも大変感謝しています。
※記事内容はあくまでも個人的な見解、体験になりますので、予めご了承ください。
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